第19回学術大会及び継続研修会 1号通信

日本EMDR学会第19回学術大会、及び
「ADHDやASDといった神経多様性の特徴を持つ子どもへのEMDR」
ワークショップ(継続研修)のご案内
第1号通信(演題募集)

 晩冬の候、ますますご健勝のこととお慶び申しあげます。

 さて、今年7月に「セラピストとしてのあり方を問う-技法の前にあるもの-」を大会テーマとして、対面形式にて第19回学術大会を開催いたします。一般演題の他、準備委員会企画シンポジウム、上智大学の出口真紀子先生による特別講演を予定しております。

 学術大会から日をあけますが、7月27・28日に2日間にわたってEMDR Europe公認のChild & Adolescent Trainingのトレーナー及びコンサルタントでもあるSusan Darker-Smith(スーザン・ダーカー=スミス)先生による「ADHDやASDといった神経多様性の特徴を持つ子どもへのEMDR(仮題)」ワークショップをオンラインにて開催します。神経多様性の特徴を持つ子どもにEMDRを適用するための工夫などをご紹介いただける機会となるかと思います。

<日時>
【学術大会】
2024年7月7日(日) 対面での開催を予定しております。
会場:明治大学駿河台キャンパス
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

最寄り駅:
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」下車徒歩約3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車徒歩約3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車徒歩約5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」下車徒歩約5分
注:宿泊はご自身で手配ください。

特別講師:出口真紀子(上智大学) 「特権(Privilege)」についてご講演いただく予定です。
ボストン・カレッジ人文科学大学院心理学科(文化心理学)博士課程修了。専門は文化心理学。文化変容のプロセスやマジョリティ・マイノリティの差別の心理について研究。大学では「差別の心理学」、「立場の心理学:マジョリティの特権を考える」などの科目を担当。著書に『真のダイバーシティをめざして-特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育』(監訳/上智大学出版/2017年)など。

学術大会終了後に懇親会も予定しております。

【継続研修会】
2024年7月27・28日(土・日) オンラインでの開催を予定しております。
「ADHDやASDといった神経多様性の特徴を持つ子どもへのEMDR(仮題)」ワークショップ
日本時間で15:30~22:30の予定です(現地時間に合わせての開催となります)。

講師:Susan Darker-Smith先生

イギリスのチャイルド・トラウマ・セラピー・センターの臨床部長。子ども、青年、成人、家族に対するセラピーを提供する傍ら、NHSトラスト、組織、個人に対する臨床スーパービジョンを20年以上行ってきた経験を持つ。EMDR Europe公認Child & Adolescent Trainingのトレーナーであり、すべてのトレーニングをすべての人が受けられるようにすることに情熱を注いでいる。 これは、神経多様性(ASDやADHDなど)、学習障害(ディスレクシアなど)、学習スタイル(視覚的学習スタイルや運動感覚型学習スタイルなど)、生理学的課題(聴覚障害や身体的運動能力の問題など)、生活上の課題(経済的・地理的制約、家族の介護者、片親であることなど)を持つ参加者をすべてのトレーニングに受け入れることを含む。Global Child-EMDR Allianceの創設メンバーであり、多くの慈善団体に積極的に参加している。

通訳:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)、菊池安希子(武蔵野大学)

<参加費>
参加費:学会のみ6,000円、継続研修のみ30,000円(3日間通して33,000円)
受講資格:日本EMDR学会会員
(初日の学術大会のみ、非会員枠(参加費8,000円)、非会員学生枠(参加費3,000円)を設定します。)
いずれも予価となります。

定員:300名(今のところDVD販売の予定はありません
ソーシャルディスタンスを保って実施します。
注:学術大会、継続研修会はそれぞれ臨床心理士、日本精神神経学会の継続研修としてポイント申請の予定です。

学術大会演題募集
 一般演題を募集します。発表時間は口演30、60分、ポスターの3コースを予定しています。テーマはEMDRの臨床、研究に関するもの。氏名(連名発表者も含む)、所属、タイトル、希望コース、概要(300字)、キーワード(5つまで)を2024年3月14日(木)までにMailにて下記の事務局までお送り下さい。審査の上、こちらから発表の可否、発表方法等ご連絡を差し上げます。都合でお申し込み通りの発表形式にならない場合もございます。ご了承下さい。

また、発表者は4月30日(日)までに抄録(2000〜2600字)をご作成下さい。抄録の様式は以下のURLよりダウンロードしてください。
https://www.emdr.jp/wordpress/wp-content/uploads/9152d22537ee257d340cbcaed3d3e244.docx

今後の予定
第2号通信を2024年5月中旬頃にお届けする予定です。具体的なプログラム内容をお届けします。参加申込みを2号通信到着以降、6月8日(土)まで受け付けます。申込み方法は第2号通信をご参照下さい。
問い合わせ先
〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1 兵庫教育大学 発達心理臨床研究センター 市井研究室内
日本EMDR 学会事務局 e-mail: info@emdr.jp
大会長:岡田太陽  大会副会長:新井陽子
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