第15回学術大会及び継続研修会 2号通信

第15回学術大会及び継続研修会 2号通信

日本EMDR学会第15回学術大会

コロナ禍を乗り切るEMDR

    第2号通信(参加者募集)

コロナ禍の大変な中、みなさまにおかれましては、さまざまなご苦労をなさっていると存じます。謹んでお見舞い申し上げます。

さて、日本EMDR学会第15回学術大会の第2号通信をお届けします(今回第1号通信は発行しておりません。ご容赦下さい。)。

<学術大会> 

テーマ:コロナ禍を乗り切るEMDR

内容:プログラム概要

教育講演1 倫理綱領を読み解く

「裁判例からみる心理臨床場面での患者・クライアントとの接し方」

(非会員)中村・平井・田邉法律事務所 医師・弁護士 田邉 昇

 

教育講演2 「遠隔EMDRセラピーのためのEMDRIAガイドライン」

兵庫教育大学   市井 雅哉

 

教育講演3 「ビデオ会議システムの安全性について」

本多クリニック  本多 正道

 

研修 「コロナウィルスに対するセルフケア手続き」(非学会員は参加頂けません)

兵庫教育大学 市井 雅哉

 

シンポジウム 「遠隔相談の試み」

座長:ニキハーティーホスピタル 仁木 啓介

「開業心理士の遠隔相談」

カウンセリングルーム・エミュウ 福山 絵美

「国境を越える遠隔相談」

兵庫教育大学大学院  南川 華奈

「新型コロナウィルス感染者発生後の遠隔診療」

神戸労災病院 植村 太郎

 

日時:2020年11月1日(日)10:00〜18:30(受付:9:30〜)

開催方法:Web開催

 参加費入金が確認できた方に、大会3日前までにURL、ID、パスワードを抄録とともにお送りします。メールでもお伝えする予定です。

定員:特に定めませんが、10月23日(金)までに入金を済ませて頂いた方が参加可能となります。それ以降は当日を含め、参加できません。

学術大会参加資格:日本EMDR学会会員

非会員枠のご案内:非学会員の参加枠を20名設けています(参加資格は精神科医、2年以上の精神医学又は心理学的な臨床経験を有する医師、臨床心理士、公認心理師、臨床心理士・公認心理師養成大学院の大学院生)。非学会員の大会参加にはメール(info@emdr.jp)での事前審査の申込みが必要となります。氏名、住所、電話番号、所属、参加費内訳を明記の上、審査の都合上10月9日までに参加申し込みをお願いします。携帯メールをご使用の方は、emdr.jpからのメールを受信できるように必ず設定してください。審査の結果、参加の承認が下りてから、期日までにご入金をお願いします。振込期日までにご入金が確認できなかった場合、参加はできませんので、ご注意ください。

 

注:学術大会は、臨床心理士、日本精神神経学会の継続研修としてポイント申請されます。

 

参加申し込み

申込方法】下表をご参照の上、EMDR学会ホームページ(https://www.emdr.jp/meeting2020/)から参加手続きをお願いします。

 お支払いは銀行振込みかクレジットカード決済がお選び頂けます。

項目 早期割引(10月16日までに入金の場合) 通常価格(10月17〜23日までの入金の場合) 早期割引の
適用はありません。
学術大会 DVD* 会員 会員 非会員
(一般)
非会員
(学生)
15,000円 17,000円
9,000円 10,000円
6,000円 7,000円 5,000円** 4,000円**

 

*DVDの消費税は内税です。

**参加できるセッションに制限があるために安く設定しています。

 

銀行振り込みの場合

下記口座に振り込んで下さい。

【振込先】みずほ銀行 灘支店 普通 3013331

名義: 日本EMDR学会第15回学術大会 宛

 

クレジットカード決済の場合

参加申込後、こちらから数日中にURLをメールにてお送りしますので、その指示にしたがって手続きを完了して下さい。“G-one”の名称で取引されます。

【期限】早期割引適用の申込みの入金期限2020年10月16日(金)

通常価格適用の申込みの入金期限2020年10月23日(金)

【キャンセル規定】一旦支払われた参加費は、当学会側の事情により開催が中止となった場合を除き、理由の如何に関わらず返金できませんので、予めご了承ください。

 

【問い合わせ先】

〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1

兵庫教育大学 発達心理臨床研究センター 市井研究室内 日本EMDR 学会事務局

Tel & Fax: 0795-44-2278 e-mail: info@emdr.jp

日本EMDR学会第15回学術大会

大会長  市井雅哉

副大会長 天野玉記

 

プログラム

10:0010:45 総会(非学会員は参加頂けません)

 

11:0011:50 教育講演1

・講師:中村・平井・田邊法律事務所  田邊 昇(医師・弁護士)

・「倫理綱領を読み解く−裁判例からみる心理臨床場面での患者・クライエントとの接し方」

11:50−12:05 特別プログラム

・フランシーン・シャピロを偲ぶ会

 

13:15−15:45 研修 (非学会員は参加頂けません)

・講師:兵庫教育大学 市井 雅哉

・「コロナウィルスに対するセルフケア手続き」

16:00−16:20 教育講演2

・講師:兵庫教育大学 市井 雅哉

・「遠隔EMDRセラピーのためのEMDRIAガイドライン」

16:20−16:50 教育講演3

・講師:本多クリニック 本多 正道

・「ビデオ会議システムの安全性について」

16:50−18:25 シンポジウム「遠隔相談の試み」

・企画者:南川 華奈、福山 絵美

・司 会:ニキハーティーホスピタル 仁木 啓介

・シンポジスト:

カウンセリングルーム・エミュウ 福山 絵美 「開業心理士の遠隔相談」

兵庫教育大学 南川 華奈 「国境を越える遠隔相談」

神戸労災病院 植村 太郎 「新型コロナウィルス感染者発生後の遠隔診療」

18:25−18:30 閉会の言葉

 

DVD販売のご案内

 学術大会を収録したDVDを販売します。研修の中で実施される実習部分は収録されません。12月下旬〜1月上旬頃に個別に発送致します。学術大会に不参加の方には大会抄録も一緒にお送りします。

主要プログラムのご紹介

 

研修「コロナウィルスに対するセルフケア手続き」概要(学会員限定プログラム)

 コロナウィルスの感染拡大は、クライエントや我々援助者の生活に多大な影響を与えていると言って過言ではないでしょう。ウィルスが目に見えないので、いつ感染してもおかしくない、身近にも感染者がいるかも知れない、自身が感染していても無症状のままでいて、他人に感染させてしまうかも知れない、重症化する恐れもある、回復しても偏見にさらされる可能性もある、回復してももう感染しない保証もない、いつ収束(終息)するのかわからない、といった状況の下、さまざまな心配、懸念を抱くこととなります。さらには、経済的な影響が大きい、職場を失った、もしくは失いそう、外出が怖く、閉じこもりがちになるなど、これまでと大きく異なる生活を送ることになった人も少なくないでしょう。連日の報道も不安を煽るし、ワクチンや治療薬がない状況はしばらく続きそうなので、精神的な不調の原因はあちこちに無数に転がっていると言ってもいいのではないでしょうか。

今回取り上げるコロナウィルスに対するセルフケア手続き(SCP-C: Self-Care Procedure for Coronavirus for Mental Health Practitioners)は、イスラエルのEMDR臨床家、EMDR研究所トレーナーのGary Quinn医師が開発した、両側性刺激を用いた支援の方法で、EMDR臨床家がオンラインで実践、指導できます。

Gary Quinn医師は、ERP(Emergency Response Procedure: 緊急反応手続き)の開発者で、ERPは、直近の出来事について、緊急車両や、病院に着いた直後から用いることのできる、今ここを感じ、出来事が終わったことを感じるための手続きとなっています。

このSCP-Cも、PTSDの標準化プロトコルとは異なり、過去の記憶の処理ではなく、現在の不安を扱い、気持ちを落ち着かせる方法となっています。両側性刺激の効果、肯定的な認知の効果を最大限活かす手続きです。

今回の研修では、講義のみでなく、ブレークアウトルームを用いて2-3名程度のグループに分かれ、実習を行う予定にしています。

 

シンポジウム「遠隔相談の試み」企画趣旨

全国で新型コロナウィルス感染症が拡大する中、「遠隔相談」を導入する臨床家も増えてきています。しかし、初めての試みに「クライエントとどのようにラポールを形成したら良いのか」、「対面と遠隔のEMDRの違いは何で、どのような点に気を付ければ良いのだろうか」「遠隔でどのようにBLSを使用すれば良いのか」、「クライエント・臨床家双方の安全性をどう保つか」など、臨床家の皆さんにとって、疑問や課題は山積みであると想像します。

そこで、本シンポジウムでは、①個人開業心理士として、コロナ禍を乗り切るために、今年度新たに遠隔相談を始めた福山絵美先生(臨床心理士)の試み、②新型コロナウィルス感染症が拡大する以前より、海外と日本をつないだ遠隔相談を行ってきた南川華奈先生(臨床心理士)の試みをお伝え頂きます。また、③植村太郎先生(精神科医師)には、勤務病院内で新型コロナウィルス感染者発生後、遠隔診療に切り替える中でのご経験についてお伝え頂きます。

シンポジストが取り組んできた実践が、参加者の皆さんにとって、少しでも参考になれば良いとの思いで本シンポジウムを企画しました。しかし、遠隔相談でのEMDRは、まだエビデンスが十分に確立されておりません。私たちシンポジストもまだまだ試行錯誤の段階であり、是非、今回ご参加される皆さんからご意見をいただきながら、一緒に遠隔EMDRの技術、知見を深め、より安全で効果的な遠隔相談の在り方・課題についても考察していきたいと考えています。

第15回学術大会及び継続研修会 2号通信

 

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