第16回学術大会及び継続研修会 1号通信
ワークショップ(継続研修)(10月2、3日)のご案内
第1号通信(演題募集)
若葉青葉の候、みなさまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、9月23日に第16回学術大会、また、10月2、3日にワークショップ(継続研修)を開催いたします。
9月23日の学術大会では、大会テーマ「広がりと統合」の元、一般演題、教育講演「臨床家が守るべき倫理(仮題)」、シンポジウム1「身体疾患に対するEMDR」、シンポジウム2「さまざまな現場におけるEMDRの工夫」、岡野憲一郎先生による「解離について(仮題)」の特別講演を予定しています。
10月2−3日の2日間はドロレス・モスケーラ先生による「解離性障害の声とのワークに取り組む EMDRセラピストのための実践的ガイド」ワークショップを行います。
- 日時
- 2021年9月23日(木・祝)学術大会(大会テーマ「広がりと統合」一般演題、教育講演「臨床家が守るべき倫理(仮題)」、シンポジウム1「身体疾患に対するEMDR」、シンポジウム2「さまざまな現場におけるEMDRの工夫」特別講演「解離について(仮題)」)、懇親会
10月2、3日(土・日)ワークショップ「解離性障害の声とのワークに取り組む EMDRセラピストのための実践的ガイド」午後4時~10時(スペイン時間に合わせての開催になります)
- 場所
- オンライン、オンデマンドを併用。DVD販売予定。
- 特別講師:岡野憲一郎先生
- 京都大学大学院教育学研究科臨床心理実践学講座教授
単著
『外傷性精神障害—心の傷の病理と治療』岩崎学術出版社、1996年。
『心のマルチ・ネットワーク—脳と心の多重理論』講談社、2000年。
『解離性障害—多重人格の理解と治療』岩崎学術出版社、2007年。
『新外傷性精神障害—トラウマ理論を越えて』岩崎学術出版社、2009年。
『続 解離性障害』岩崎学術出版社、2011年。
『脳から見える心—臨床心理に生かす脳科学』岩崎学術出版社、2013年。
『恥と「自己愛トラウマ」—あいまいな加害者が生む病理』岩崎学術出版社、2014年。
など多数
- 教育講演講師:田邉昇
- 当学会顧問弁護士 弁護士・医師 中村・平井・田邉法律事務所
- 参加費(予定)
- 学会のみ8,000円、ワークショップのみ33,000円(両方で40,000円)
- 受講資格
- 日本EMDR学会会員(9月23日の学術大会のみ、非会員枠(参加費10,000円)、非会員学生枠(参加費6,000円)を設定します。)
- 定員
- およそ300名
注:学術大会、ワークショップのそれぞれが、臨床心理士、日本精神神経学会の継続研修としてポイント申請されます。
- 学術大会演題募集
- 一般演題を募集します。発表時間は口演20、30、60分の3コースを予定しています。テーマはEMDRの臨床、研究に関するもの。氏名(連名発表者も含む)、所属、発表タイトル、希望コース、キーワード(5つ)を2021年6月20日(日)までにMailにて下記の事務局までお送り下さい。審査の上、こちらから発表の可否、発表方法等ご連絡を差し上げます。都合でお申し込み通りの発表形式にならない場合もございます。ご了承下さい。
また、発表者は6月30日(水)までに抄録(2000〜2600字)をご作成下さい。抄録の様式はこちらからダウンロードしてください。EMDR学会発表 抄録提出様式)
- 今後の予定
- 第2号通信を2021年7月下旬頃にお届けする予定です。具体的なプログラム内容をお届けします。学術大会の参加申込みを9月9日(木)まで、またワークショップの参加申込を9月19日(日)まで受け付けます。申込み方法は第2号通信をご参照下さい。
- ワークショップ講師: Dolores Mosquera(ドロレス・モスケーラ)
- 臨床心理学修士(スペイン)トラウマ・人格障害研究所(INTRA-TP)所長。EMDR Europeコンサルタント、ファシリテーター。世界各地でトラウマ関連障害、人格障害、解離に関するワークショップを展開。その領域での専門家として認知されている。
重篤なトラウマ関連のケースへのEMDR適用を多数行っている。、性暴力被害者のためのプログラム、パートナーに対する加害男性のためのプログラムに協力し、被害、加害、両者の立場から性暴力プログラムを共同で展開。人格障害、複雑性トラウマ、解離の著書多数。European Journal of Trauma and Dissociationの編集委員、Journal of EMDR Practice and Researchの委員、ESTDニューズレターの編集委員。2017年にはEMDR領域への優れた貢献が認められ、David Servan-Schreiber賞を受賞。2018年にはトラウマと解離領域における彼女の重大な功績が認められISSTD(国際トラウマ解離研究学会)特別会員に選出される。
近著に「Working with Voices and Dissociative Parts A Trauma-Informed Approach」(今夏日本語訳、星和書店より出版予定)
本学会でのワークショップは2014年についで2度目。
- 通訳
- 大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)、菊池安希子(国立精神・神経医療研究センター)
- 【問い合わせ先】
- 〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1 兵庫教育大学 発達心理臨床研究センター 市井研究室内
日本EMDR 学会事務局 e-mail: info@emdr.jp大会会長 市井雅哉
大会副会長 天野玉記
- 継続研修会の受講のチャンスがなく、資格更新に支障の出ている会員の方へ
- 2021年10月2〜3日の継続研修会に参加していただくと12時間の継続研修時間が獲得できることとすると理事会で決定されました。
そして、臨床家資格、コンサルタント資格の更新のための継続研修時間が不足している会員に向けて、この機会に12時間の継続研修時間を獲得していただき、2021年11月末までを期限に更新手続きを完了していただくよう猶予期間を設けて、会員の方に不利益にならないようにしていくことが理事会できまりましたので、お知らせしておきます。
お困りのことがありましたら、事務局までご相談をお寄せください。
資格認定委員会 委員長 本多 正道