第7回 EMDRレベル1トレーニング
「トラウマ」が流行語のように飛び交い、虐待や犯罪被害が日々報道される今日、外傷的な記憶を処理できるEMDR(眼球運動による脱感作と再処理)は急激に注目を集めています。このEMDRの日本における第7回目のトレーニングを、創始者F・シャピロ博士が主宰するカリフォルニアのEMDR 研究所の協力のもと、今年も開催いたします。
講師は同研究所のシニア・トレーナーであるアンドリュー・リーズ博士で、急性、慢性のPTSD、不安障害、解離性障害、嗜癖行動、うつ病、および対人関係カウンセリングの診断と治療を専門としています。25年間カリフォルニアで臨床心理士として個人開業しており、電子ジャーナルのTraumatologyの編集委員、EMDR研究所のディスカッションリストのモデレーターを勤めています。日本を含め欧米各国で60以上のトレーニングを手がけ、またフランス語も堪能です。今回で日本でのトレーニングも5回目を迎え、日本の文化的背景への考慮も深まっています。
理論編ではリーズ博士による講義を一斉に受けますが、実習場面では参加者は3人1組で役割を交代しながら実習をします。3人グループに1人のファシリテーターが付き、実習をスーパーバイズします。この体制は、実習場面での急速な心理的変化に適切に対応するためのものです。
レベル2トレーニングの受講はレベル1修了後、一定期間の臨床実践(6ヶ月以上)を経た方が望ましいとされています。
このレベル1・トレーニングの3日間の全てのセッションに参加なさった方は、カリフォルニアのEMDR研究所に登録され、同研究所発行のレベル1修了証が送付されます。
日程 | 2001年8月18日~8月20日初日受付開始 9:30研修開始 10:00
二日目、三日目の研修開始 9:30 最終日も午後5時まで研修を行います |
定員 | 72名 |
参加費 | 7万円(日本語通訳、日本語テキスト代を含みます) |
申込締め切り | 2001年7月14日(土) |
会場 | 早稲田国際会議場〒169-0051新宿区西早稲田1-20-14tel 03-5286-1755 |
申し込み
申込方法 | 申込書のページを開き、申込用紙を各自で印刷してください。そして、所定事項を出来る限りあまさずご記入の上、返信用として官製葉書の宛名として自分の住所、お名前を記入なさったものを同封し、下記までご送付下さい。資格審査の後、受講いただける方には会場の地図を示した申し込み請け書を返送しますので、その指示に従い、参加費をお払い下さい。お支払いいただいた時点で申し込みは完了となります。 |
申し込み・問い合わせ先 | EMDR-Network, JAPAN 代表 市井雅哉〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1 琉球大学教育学部市井研究室Tel & Fax 098-895-8423
e-mail:msyichii@edu.u-ryukyu.ac.jp |