第1回学術大会及び継続研修会「解離性障害、複雑性PTSDの治療」

厳冬の候、みなさまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、遅くなりましたが、第1回大会とワークショップのご案内をお届けします。なお、予告しておりましたCarol York氏が個人的な事情で来日できなくなり、講師がCarol Forgash氏に変更になりました。内容が変更になったことをご了承下さい。

日時 2006年4月21日(金)
 学術大会(一般演題、公開コンサルテーション、招待講演)

2006年4月22~23日(土・日)
「解離性障害、複雑性PTSDの治療」ワークショップ

3日間とも午前9時~17時(初日、2日目は受付8:30、開始9:00)

場所 国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流館、国際会議場

〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3番1号(同封地図をご参照下さい)

TEL 03-3467-7201(代表)http://www.nyc.go.jp/

参加申し込み 4月7日(金)まで受け付けます。郵便局の振り込み用紙を利用して通信欄に別紙の要領で内訳を記載してご入金下さい。
参加費:学会のみ8,000円、WSのみ32,000円(3日間通して40,000円)
懇親会参加費3,000円
学会参加資格 日本EMDR学会会員(旧EMDR Network JAPANメンバー)
ワークショップの受講資格 EMDRpart2(レベル2)トレーニング修了者、もしくはEMDR大学院コース修了者(part1(レベル1)のみの修了者は受講できません)
かつ日本EMDR学会会員(旧EMDR Network JAPANメンバー)の者

注:ワークショップは臨床心理士の継続研修としてポイント申請の予定です。

定員 240名
問い合わせ先 〒673-1494
兵庫県加東市下久米942-1 兵庫教育大学発達心理臨床研究センター
市井研究室内 日本EMDR 学会事務局 
Tel & Fax: 0795-44-2278 e-mail: info@emdr.jp

学術大会 4月21日(金)9:00~20:00

9:00~9:10 開会の挨拶
9:10~10:00 演題1

「RDI(Resource Development and Installation)の多様な可能性について-うつの回復期への適用を中心に-」

 演者:太田茂行(生活心理相談室 ナヌーク)

 司会:田中究(神戸大学医学部精神神経科)

10:10~11:00 演題2

「虐待を受けた子どもへのEMDR」

 演者:海野千畝子・杉山登志郎(あいち小児保健医療総合センター)

 司会:白川美也子(国立病院機構天竜病院)

11:10~12:00 演題3

「EMDR治療と共に自己表現手段を展開させた女性の心理療法過程」

 演者:名和淳(新潟県立新発田病院心理室)

 司会:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)

12:00~13:00 昼食
13:00~13:30 総会
13:30~14:20 公開コンサルテーション

「恋愛問題に起因する外傷体験処理中にメ死の記憶モが想起された症例」

 演者:本間美紀・野呂浩史(南平岸内科クリニック)

 コンサルタント:本多正道(本多クリニック)
 司会:北村雅子(筑波記念病院・川越心理研究相談所)

14:30~17:30 招待講演 

「解離性障害、複雑性PTSDの治療(入門編)」

 演者:Carol Forgash,LCSW,BCD

 所属:個人開業

 司会:市井雅哉(兵庫教育大学発達心理臨床研究センター)
 通訳:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)

   菊池安希子(国立精神神経センター精神保健研究所)

18:00~20:00 懇親会 

 オリンピックセンター内での開催を予定しております。
 参加費3000円

継続研修会 4月22日(土)~23(日)9:00~17:00

「解離性障害、複雑性PTSDの治療(実践編)」

 演者:Carol Forgash,LCSW,BCD(個人開業)

 司会:市井雅哉(兵庫教育大学発達心理臨床研究センター)
 通訳:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)
    菊池安希子(国立精神神経センター精神保健研究所)

招待講演者:Carol Forgash(キャロル・フォーガッシュ)LCSW,BCD

現職:
<心理療法家として> 成人、思春期、子ども、家族、集団への心理療法を提供。NY州スミスタウンで心理療法及びコンサルテーション、ライフラインセンターの主任。得意分野:EMDR、PTSD、性虐待、うつ、パニック障害、恐怖症、ストレス関連・身体関連疾患、死。音楽家、芸術家、学生、スピーチ、企業幹部の業績向上。心理療法家のコンサルテーション。

<教育者として> 上級教育プロダクション(NY市) 副社長、心理療法家のための教育セミナー、ビデオ開発。成人の性虐待サバイバーに影響する問題を扱う非営利的教育プログラム「サバイバルのためのパートナーシップ」指導者。

<災害支援者として> ロングアイランドの災害精神保健回復ネットワークの主任。9.11テロに影響を受けた人々の紹介サービス、ロングアイランドの臨床家のボランティアのデータベース収集の機関との連携。EMDR-HAP理事。

学歴・研修歴:
1963年 ニューヨーク市立大学ブルックリン大学、小学校教員養成課程学士
1979年 アデルファイ大学社会福祉学部、社会福祉修士
1995年 EMDR研究所レベル1、レベル2修了
1998年 EMDR研究所ファシリテーター

論文等
Forgash, C. (1997). EMDR in a concurrent treatment mode. The Clinician.Vol7
Monahan, K., & Forgash, C. (2000). Enhancing the health care experiences of adult female survivors of childhood sexual abuse. Women and Health, 30(4).
Forgash, C. (2004), Treating Complex Posttraumatic Stress Disorder with EMDR and Ego State Therapy UK. The EMDR Practitioner .Summer edition
Forgash, C. & Copeley M. (2005) Healing the Heart of Trauma: Integrating EMDR and Ego State Therapy (manuscript)

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