第3回学術大会及び継続研修

早春の候、みなさまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、遅くなりましたが、第3回学術大会とワークショップのご案内をお届けします。

日時 2008年5月23日(金)

  • 学術大会(一般演題、公開講演「EMDR:子どもへの適用」)(9:15-18:00)
  • 懇親会(会場未定、18:30-20:30)(初日の受付は9:00)

2008年5月24~25日(土・日)

  • 「子どもへの忠実なEMDRプロトコルの適用」ワークショップ(9:00~17:00)(2日目は受付8:30、開始9:00、3日目は開始9:00)
場所 初日:長良川国際会議場(国際会議室5F、大会議室4F)

  • 〒502-0817岐阜市長良福光2695-2 TEL:058-296-1200

    (初日はJR岐阜駅からバスでの送迎を予定しています。時刻等は追ってHP等でご連絡します。)

2、3日目:じゅうろくプラザ 1F大会議室(岐阜市文化産業交流センター)

  • 〒500-8856 岐阜市橋本町1丁目10番地11 TEL.058-262-0150(代)
  • JR岐阜駅から徒歩3分
  • 注:宿泊はご自身で手配下さい。この季節鵜飼いでかなり込み合うようです。
参加申し込み 2008年5月9日(金)まで受け付けます。ただし、定員に達しました場合、それ以前に打ち切ることもございます。ご容赦下さい。
参加費
  • 学会のみ5,000円(公開講演を含む)
  • 公開講演のみ1,000円
  • 懇親会のみ3000円
  • ワークショップのみ32,000円
  • 3日間通して35,000円

振込先は、三井住友銀行 岐阜支店 普通 0812441 名義:「日本EMDR学会第3回学術大会」

(注)年会費はこの口座に振り込まれないようにお願いします。

学会参加資格 日本EMDR学会会員(旧EMDR Network JAPANメンバー)
公開講演参加資格 精神科医、臨床心理士等精神保健の専門家
ワークショップの受講資格 日本EMDR学会会員(旧EMDR Network JAPANメンバー)
定員 400名(学会)、240名(ワークショップ)

注:ワークショップは臨床心理士の継続研修としてポイント申請の予定です。

問い合わせ先 〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1

兵庫教育大学大学院発達心理臨床研究センター

市井研究室内 日本EMDR 学会事務局

Tel & Fax: 0795-44-2278 e-mail: info@emdr.jp

 

学術大会(長良川国際会議場) 5月23日(金)9:20-18:00

開会の挨拶(4F大会議室) 9:15-9:20

一般演題午前の部(2会場同時並行) 9:20-12:30
A会場(5F国際会議室) B会場(4F大会議室)
演題A1 9:20-9:50

「RDIにおける効果的な記憶の検討」

演者:吉里肇・市井雅哉(兵庫教育大学大学院)・岡田太陽(品川区教育相談センター)

司会:福井義一(東海学院大学)

「行動療法に加えて1セッションのEMDRが効果的であった自動車運転恐怖の1例」

演者:宮崎哲治(川崎医科大学精神科学教室)

司会:本多正道(本多クリニック)

演題A2 10:00-10:30

「肯定的資源の開発と植え付け(RDI)によるペイン・コントロール」

演者:天野玉記(特別養護老人ホーム清住園)・市井雅哉(兵庫教育大学)

司会:有村達之(九州大学医学部心療内科)

演題B2 10:00-10:30

「解離性障害の新しい治療法-EMDRから生まれたUSPT(タッピングを用いた潜在意識下人格の統合)-」

演者:小栗康平(早稲田通り心のクリニック)

司会:仁木啓介(ニキハーティーホスピタル)

演題A3 10:40-11:10

「EMDRの再処理における身体記憶と身体解離への対応」

演者:福井義一(東海学院大学)

司会:太田茂行(生活心理相談室ナヌーク)

演題B3 10:40-12:10

「DVサバイバーへの支援:本当の母親になるための道のりをEMDRがどう支援したか?」

演者:市井雅哉(兵庫教育大学大学院発達心理臨床研究センター)・堤富季子(西宮北高等学校)

司会:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)

演題A4 11:20-11:50

「掻破のコントロールにEMDRが有効であったアトピー性皮膚炎の1例」

演者:上田英一郎・加藤則人・岸本三郎(京都府立医科大学皮膚科)・福井義一(東海学院大学)

司会:中口智博(自治医科大学)

演題A5 12:00-12:30

「身体症状へのEMDR -乾癬の女児の事例-」

演者:近藤千加子(愛知学院大学大学院心身科学研究科)

司会:鈴木 伸(前橋協立病院)

 

総会(4F大会議室)及び昼食休憩  12:40-13:30 (総会参加者にはお弁当を無料で配布します)

 

一般演題午後の部(2会場同時並行) 13:30-15:50
A会場(5F国際会議室) B会場(4F大会議室)
演題A6 13:30-14:00

「HIV感染者とその性的パートナーへのEMDR-HAART世代のHIV感染者のQOL向上のためにEMDRは何ができるか-」

演者:岡田太陽(品川区教育相談センター)・新井陽子・市井雅哉(兵庫教育大学大学院)

司会:菊池安希子(国立精神神経センター)

演題B4 13:30-14:00

「父親によって弟を殺され自らも重症を負った女児とその母親へのトラウマ治療」

演者:杉山登志郎・海野千畝子(あいち小児保健医療総合センター)

司会:小林正幸(東京学芸大学)

演題A7 14:10-14:40

「Neuro TekTM社製刺激装置の使用例」

演者:本間美紀、荒川和歌子、野呂浩史(南平岸内科クリニック)

司会:山本芳正(山本クリニック)

演題B5 14:10-15:10

「PTSDの子どもに、描画を用いたEMDRが効果的だった症例」

演者:仁木啓介(ニキハーティーホスピタル)

司会:杉山登志郎(あいち小児保健医療総合センタ-)

演題A8 14:50-15:20

「入院・デイケア、そしてEMDRを含む心理療法面接を併用した強迫性障害の女性の症例 – 治療の中で、現実的な安全の場所を確保する効用 -」

演者:名和 淳(新潟県立新発田病院)

司会:福井至(東京家政大学)

演題B6 15:20-15:50

「虐待をうけた子どもへのEMDRを支える周辺の支援」

演者:海野千畝子・杉山登志郎(あいち小児保健医療総合センタ-)

司会:幸田有史(京都市児童福祉センター)

公開講演(4F大会議室) 16:10-18:00(このプログラムは日本EMDR学会非会員の専門家にも有料で公開します)

「EMDR:子どもへの適用」

演者:市井雅哉(兵庫教育大学大学院)・Carolyn Settle MSW、LCSW(個人開業)

司会:本田正道(本多クリニック)

通訳:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)・菊池安希子(国立精神神経センター精神保健研究所)

 

懇親会(岐阜都ホテル)18:30-20:30(会場からJR岐阜駅へ送迎します。)

 

ワークショップ(継続研修会)

5月24日(土)~25(日)9:00-17:00、 じゅうろくプラザ1F大会議室

(注意:初日と会場が異なります)

「子どもへの忠実なEMDRプロトコルの適用」

特別講師:Carolyn Settle (キャロライン・セトル)MSW LCSW(社会福祉修士、

認定臨床ソーシャルワーカー)

司会:市井雅哉(兵庫教育大学大学院発達心理臨床研究センター)

通訳:大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)・菊池安希子(国立精神神経センター精神保健研究所)

招待講演者:Carolyn Settle (キャロライン・セトル)

MSW LCSW(社会福祉修士、認定臨床ソーシャルワーカー)

 セトル氏はEMDR研究所ファシリテーター、専門プレゼンターで、EMDRIA認定コンサルタント、専門プレゼンター、EMDR-HAP研修トレーナーである。子どもへのEMDR適用について、アメリカでのEMDRIA学会、EMDRヨーロッパ学会で講演した。「子どもにEMDR 8段階を用いる」の上級訓練ワークショップを行っている。専門分野は子ども、思春期、成人のPTSD、抑うつ、不安、恐怖症、ADHD、英才カウンセリング(ずば抜けた才能のある子へのカウンセリング)である。

現在、アリゾナ、スコッツデールで個人開業しているが、職歴には、地域の精神保健センター、精神病院がある。2歳から10歳までの子どもへのEMDR適用の効果に関してチームで研究を行っている。「EMDR and the Art of Psychotherapy with Children(子どもに対するEMDRと心理療法の技)」の共著者で2008年春に出版予定である。

 

 

 

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