第36回 EMDR Weekend1 トレーニング

定員に達しましたため,申し込みを終了致しました。

深秋の候、みなさまにはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび第36回 EMDR Weekend 1 トレーニングを、創始者F・シャピロ博士が主催するカリフォルニアのEMDR研究所の協力のもと、開催いたしますのでご案内申し上げます。参加をご希望の方は下記をご確認の上、お申し込みください。

日時 2018年 1月6日(土)、7日(日)、8日(月・祝)

1日目 受付開始 9時、研修開始9時30分
2日目、3日目 研修開始9時
・昼食休憩 60分、昼食は各自
・初日、2日目終了時刻 17:30/最終日終了時刻 17:00

参加資格 日本EMDR学会が定めた参加資格
医師・・免許取得後、精神科・心療内科・小児科などの領域で2年以上の臨床経験を有する方。
心理職・・臨床心理士資格認定協会資格「臨床心理士」資格取得者。
定員 36名予定(但し、愛媛県、中四国地方の方に優先枠を設定しています)
参加費 72,000円(税込み。ベーシック・コンサルテーション代5時間分を含む。詳しくはこちらを参照
受付期間 2017年11月8日(水)~15日(水) (消印有効。但し、定員に達した時点で締め切ります。)
11月8日の消印から受け付けとなりますので送付日にご注意ください。受付開始日より早い消印のものは無効となります。(配達日指定サービスは郵便局での手続日が消印となりますのでご利用にならないでください。また、申込書の到着日ではなく消印日での判断となりますので速達で送付していただく必要はございません。)
近年、数日で定員を超えることが多くありますのでご注意ください。なお,開催地の地元や近隣の参加者を優先しますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。今後も地方でのトレーニングを数多く予定しております。
会場 ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)
〒790-0843 
愛媛県松山市道後町2-5-1
講師 福井義一 EMDR研究所トレーナー
申込方法 申込書(案内文書の3ページ目)に所定事項をすべてご記入の上、返信用封筒 (ご自身の宛先が記入された定形最大封筒 (A4用紙が3つ折りで入るサイズ) に82円切手を貼ったもの) を同封し、下記までご送付ください。
資格審査の後、全員に返信用封筒で参加可否をお知らせいたします。結果は開催日の約1ヶ月前に送付する予定です。なお、ご受講いただける方には会場の地図、入金方法等が記載された受講案内を同封いたします。
申込・問合せ先 下記で承ります。会場への直接のお問合わせはご容赦ください。
主催:日本EMDR学会*
事務局:〒673-1494兵庫県加東市下久米942-1 兵庫教育大学 市井研究室
TEL & Fax: 0795-44-2278  e-mail: info@emdr.jp  
URL:www.emdr.jp

 Weekend1修了時点で、日本EMDR学会とEMDRIAへの入会資格が得られます。Weekend1 & 2全日程及びベーシック・コンサルテーション10時間に参加なさった方には、日本EMDR学会から修了証が授与されます*。ベーシック・コンサルテーションについての詳細はこちらもご参照ください。

●講師紹介
福井義一 EMDR研究所トレーナー,甲南大学文学部人間科学科教授、臨床心理士、専門健康心理士。

 専門は、トラウマと愛着、解離に関する研究と身体志向のトラウマ・ケアで、現在,日本EMDR学会理事、日本臨床催眠学会理事、日本催眠医学心理学会常任理事、日本心理学会評議員,日本自律訓練学会評議員,日本心身医学会代議員,エビデンスに基づく統合医療研究会理事・評議員を務めています。また,日本EMDR学会認定コンサルタント資格,EMDR研究所ファシリテーター,日本臨床催眠学会認臨床催眠指導者資格,日本TFT協会専門家養成トレーナー,Somatic Experiencing and Trauma Institute認定プラクティショナー、上級アシスタントと上級セッション・プロバイダー、初級個人コンサルタント,TRE指導士などの資格を有します。また,Ego State Therapy Japan代表でトレーナーを務めています。
EMDRに関する基礎研究や事例研究を数多く手がけており,論文も執筆しているほか,『EMDRがもたらす治癒:適用の広がりと工夫』(二瓶社)の分担翻訳者でもある。

●EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)

 F・シャピロ博士がPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療のために1989年に発表した心理療法で、迅速かつ効果的な方法です。APA(アメリカ心理学会)、ISTSS(国際トラウマ研究学会)、英国保健省、イスラエル、フランス、米国防省、ドイツ、オランダ、北アイルランド、スウェーデン、オーストラリア、WHOなどでもPTSDに対するEMDRの効果を実証されたものとして評価しています。

 最近では、EMDRの適用範囲は、多くの不安、うつといった精神疾患から疼痛といった身体疾患までより広がっています。その過程で用いられる眼球運動が、情報処理モデルにおける神経生理学的活動を刺激することで外傷的な記憶の再処理を引き起こします。 Weekend1トレーニングの修了で単回のPTSDや単一恐怖などに対応でき、Weekend2まで修了すると複雑性PTSD、解離性障害、社会恐怖や人格障害などにも柔軟に対応できるようになります。

●F・シャピロ博士

 カリフォルニア州パロアルトにあるMRI (Mental Research Institute) の主任研究員、EMDR研究所の所長、人道支援のNPO組織EMDR-HAPの代表、The American Academy of Experts in Traumatic Stress の理事、Traumatologyの編集委員を勤めています。30以上のEMDR関連の著作があり、世界中でトレーニングを行っています。

●研修は大きく、講義と実習、全く別日程のベーシック・コンサルテーション(別紙参照)に分かれています。講義は福井義一による一斉講義ですが、実習では参加者は3~4人一組で役割を交代しながら実習をします。9~10人に1人の割合でファシリテーターが付き、実習をスーパーバイズします。この体制は、実習場面での急速な心理的変化に適切に対応するためのものです。

●参加ファシリテーター 福井義一(甲南大学)、白川美也子(こころとからだ・光の花クリニック)、竹内伸(さきお英子子ども心のクリニック)、福山絵美(カウンセリングルーム・エミュウ)を予定しています。全てのファシリテーターがコンサルタントとして、ベーシック・コンサルテーションを提供します。

*日本EMDR学会 はEMDRIA(国際EMDR学会)から日本でのEMDRに関する研修認定、資格認定を行う組織として認定されました(2004.2.26)。本研修への参加で、臨床心理士及び精神神経学会の更新ポイントを獲得できます。
 余裕があれば、下記の書物を前もってお読みください。必須ではありません。また、会場で割引販売の予定です。
推薦図書:EMDR-外傷記憶を処理する心理療法- フランシーヌ・シャピロ著 市井雅哉監訳 二瓶社

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